性感染症は万一感染した場合、パートナーも同時に治療を受けられることをお勧めします。女性ではクラミジア、ヘルペス、淋菌などに感染した場合、おりものに変化が見られることがあります。
性感染症(STD)とは、性行為によって感染する病気を指します。
性感染症には、クラミジア・梅毒・ヘルペス・コンジローマなど様々な種類があります。
性感染症なんて自分には関係ないと思っていませんか?
しかし最近、性感染症は増加傾向にあります。
性感染症の原因としては様々あり、ウィルスや細菌などが感染するのですが、1回だけの性行為でも感染してしまうことがあります。もちろん他人事ではありません。
性感染症が発症すると、だいたいおりものに変化が生じます。また、外陰部のひどいかゆみやできものが出来る場合があり、ひどい痛みが生じるケースもあります。
普段からおりものの色や量をチェックして、もし違和感を感じたら早期に診察を受けるようにしましょう。
婦人科に通うのも「恥ずかしいので…」とそのまま放置しておくと、知らず知らずのうちに感染が進行してしまい、不妊症になったり、妊娠している最中は赤ちゃんに危険が及ぶことがあります。
性感染症の診断は、おりものや血液検査で診察することが可能です。
治療には膣錠薬や軟膏、内服薬などの薬物療法を使用します。
感染症によっては完治しにくいものや再発をくり返すものも存在しますので、完治するまで10日〜2週間、時間がかかるものだと数ヵ月程度、医師の指示に従って根気よく治療を行いましょう。