月経異常には「月経周期の異常」と「経血量の異常」があります。
治療の流れとしては、はじめに原因となる病気がないかどうか検査し、病気があればそれに対する治療を行います。
月経周期(生理開始から次の生理開始まで)が24日以内は頻発月経、39日以上は希発月経と言われています。
また月経持続日数が2日以内を過短月経、8日以上続くものを過長月経といいます。
月経周期に伴い現れる症状としては「月経困難症;月経痛」や「月経前症候群;月経前のいらいら感やおなかのはり」があります。
ご年齢や挙児希望の有無により、漢方薬からホルモン治療まで対応します。
女性の身体はかなりデリケートにできており、少しの精神的なストレス、また肉体的ストレスでもホルモンバランスが変化してしまい、月経不順に陥るケースがあります。
月経の頻度は人それぞれですが2ヶ月に1回の月経があると体には影響ないとも言われています。しかし、若い年齢の方や挙児希望される方は規則的な生理がないと体調が崩れたり、不妊症の原因となります。
お悩みのある方はホルモン異常や排卵障害などがないか検査して適切な対応をさせて頂きます。
月経痛は子宮を収縮させる物質が過剰に生成され、生理痛を発生させることが知られています。
子宮を収縮させる物質の生成を抑える薬(鎮痛薬)や経口避妊薬が一般的に使われています。
子宮内膜症や子宮筋腫などが原因の場合もありますので早めの受診をお勧めします。